建築士との相性はどう!?建築設計事務所の選び方のポイント
家を建築するときに欠かせないのが建築設計事務所で、自分の希望や生活にあった独自の住宅を実現させてくれます。他にはない家が欲しいときには最適で、他の工務店などとは異なるおしゃれな内装やインテリアなども魅力です。家を造るときに建築士を選ぶときのメリットや注意したいことなどを紹介します。
建築設計事務所の主な特徴について
建築設計事務所は東京にも多くあってその分建築士もいます。主に依頼主の要望にあった建物の設計や正しく施工されているか工事の監理を行って、見積もりの調整をします。
建築設計事務所は依頼人の代理人となり、予算や希望を考えてから家を造るので、建築家と建主の共同作業になり相性なども大切です。建売のように決まった家だと満足出来ないときや、細部にまでこだわったオリジナルの住宅を建築したい時に最適です。
東京で建築設計事務所が行うのは主に3種類あって、それぞれ構造や規模などが異なるので建築したい家のタイプによって依頼先を選ぶ必要があります。一級建築士は国土交通大臣の免許を受けていてこの名称使い設計と工事監理などの業務を行い、建築物の制限がありません。
二級建築士は都道府県知事の免許を受けていて、同じく設計と工事監理などの業務をしますが、建築出来る建物に制限があって木造3階建てと、木造以外だと高さ13mまでです。
木造建築士は都道府県の免許があり、木造の建築物の設計と工事監理が主な業務で、木造建築だけが建築可能で2階建てに対応可能です。
建築家は芸術家ではないので、建主の希望や敷地条件、使いやすさなどの多くの要素を踏まえてからプランを提案しますが、その人によって独自の作風もあり住宅を作品と考える人もいます。
建築設計事務所に依頼する利点
建築設計事務所に依頼すると色々な利点もあり、まず色々な制約がある中でも依頼人のためだけの住宅を提案してくれるのが魅力です。建築家からすれば家づくりは建主との共同作業になり、互いの意見を出し合い試行錯誤して一軒の家を造っていきます。そのため住まいに関した考え方や価値観、美的センスなど互いに似ていて相性が良いことも必要です。
予算などの都合で敷地が狭かったり、変形や日当たりが悪かったり、風通しが悪いなど難しい敷地条件があっても建築家だと柔軟な発想で解決してくれる可能性が高いです。色々なこれまでの経験や知識を使って悪い条件も上手く活用して、マイナスからプラスへと変えたプランを提案してくれます。
工事の見積もりも適正な内容か、コストを削減できるかなど予算調整をしてくれるのも仕事で、複数の施工会社からとった見積もりも比較と検討を行い必要に応じてアドバイスも行います。 施工業者の技術などもプロの目線から厳しくチェックしますが、最終的に工務店を決めて工事の契約を結ぶのは依頼主なので、業者の信頼度を測るのは自分の責任にあることは違いありません。
予算が限られている場合は、低価格な住宅が得意な建築士に依頼すると、施工しやすく頑丈な工法や安くても質がいい素材と設備などを使ってコストダウンも考えてもらえます。
間仕切り壁が少ない箱型プランを使い材料費と工事費も抑える方法は多いです。建築設計事務所だと設計料が一般的に工事費の10~20%かかりますが、コストダウンなどを考えると手数料を払ってもトータルでは安く建築出来ることもあります。
選び方のポイントは相性が重要
建築設計事務所を選ぶときにはいくつかのポイントがありますが、なんといっても重要となるのが相性です。実際に出会ってみてから雰囲気なども確かめて、信頼も出来て楽しく家づくりが一緒に行えるかがカギとなります。
よくありがちな建築士が作品を押し付けといったトラブルを防ぐには、実際に会ってみてから相手の人柄を確かめるのが一番です。これまでに手掛けてきた家の作風を見たり、相手の服装や話し方などの対応の仕方、事務所の雰囲気なども相手を知る手がかりです。何となく話がしやすくて趣味が合いそうという感覚的なことも相性が合っているかを確かめることが出来ます。
家が完成するまでの大体の進め方や打ち合わせの時間、アシスタントの人数や年間に手掛けている棟数など、事務所の体制も確認しておくと計画期間の遅れなどを防げます。建築士一人だけを訪ねてからすぐに決めないで、他にも数人と会ってみて比べてみるのが良くてプランの考え方や進め方、体制なども違うので自分に本当にあっているか決めるときの判断の基準となります。
依頼するときの注意点ですが、他の依頼先と比べて建築士に依頼すると家を造るときに時間が長くなるので、それを踏まえてからいつまでに建築したいかを考えて完成時期に見合った依頼先を選ぶことが大事です。
相手が建築家だと思うと遠慮をしてしまい、自分の意見や希望などを言いにくいこともありますが、それだと作品の押し付けをされてしまう可能性が高く、あくまで共同作業だということを忘れないで立場は平等なので考え方や要望などは伝えることが大切です。
東京で建築設計事務所の選び方で、最も重要で基本となるのはやはり相性です。有名で技術などが高い人でも、実際に出会ってみて自分の感性や考え方、要望などを聞いてくれないのでは意味がありません。長く一緒に作業をすることになるので、一緒にいてこの人なら任せて安心と思える人を選ぶことが必要です。
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引用元:https://www.denplus.co.jp/
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