注文住宅とは?特徴・メリット・デメリットを確認!
東京は大都市圏に入りますので、建築設計事務所が沢山あります。その中のサービスに注文住宅を建ててもらうという物がありますが、依頼する場合には、注意すべきポイントも出て来ます。
そこで今回、注文住宅依頼の場合のサービスの特徴や、メリットとデメリットを紹介していきます。
注文住宅の特徴とは
建築設計事務所に注文住宅の依頼をする前に、注文住宅の特徴をチェックしておく必要があります。注文住宅とは、出来合いの設計図に基づき作られる住宅では無く、オーダーメイドの家を作ってもらう事を言います。
それぞれの建築設計事務所に所属する建築家には、ポリシーやコンセプトの違いがありますので、事前にどういったタイプの家を建てる人なのかをチェックする必要がありますが、完成したならばデザイン性や自由度の高いオンリーワンの家が建つ事になります。
ちなみに、家は建てたらそれでお終いという訳ではなくリフォーム、リノベーションの可能性も考えて、建築設計事務所を選ぶ事も押えておきたいポイントです。一般的には、リフォームとは新築の状態に家の内部を再修繕する事を言って、リノベーションは状況や生活習慣の変化により、間取りを変えたい場合に内部を作り変える事を言います。
トラブル時にメンテナンスを即依頼出来る事等も可能だとより理想的です。10年~20年過ぎてから、大きく響いてくる点ですので、出来れば全てのサービスを一括で行っている事務所を探す事をお勧めします。
他にも、古い住宅を購入して、内部の設備を自分好みの物に交換するデザインリフォームという方法もありますが、注文住宅で実績がある人が所属する建築設計事務所に依頼をするというのもアリです。0から作ってもらう事とは違いますが、納得が行く物を作ってもらえるという点では、考えてみても損はありません。
注文住宅を依頼するメリット
最大のメリットは、デザイン性の高い家を建ててもらえる事です。場合によっては家具や、内部設備等のデザインも受け持ってくれる事務所もあります。持病の問題等で建材に注意しなければいけない場合等、特別な事情がある事もありますが何十年と暮らす家である以上、理想の生活を追求したいのでしたら、1から相談した上で注文住宅を作ってもらうというのが良いでしょう。
東京は、大きい都市圏である分だけ建築設計事務所の数も多いです。必ず条件にあった建築家の所属する事務所がありますので、複数の事務所を探してみる事をお勧めします。
ちなみに、事務所選択の判断材料として、オープンハウス等のイベントに足を運ぶ事も重要です。建築時にどういった部分にこだわりを持っていたかという点や、もう少しこうしておけば良かった等の話は自分が依頼する場合にとても参考になります。写真やネット画像だけで見るだけでは、見え難かった事や盲点になっている部分が、実際に足を運んでみる事で分かる場合も少なくありません。
建築設計事務所がどの位の実力を持っているかを計る上でも、重要な機会になりますので、参加するのでしたら疑問に思った事は積極的に質問する事をお勧めします。その時に、どういう対応をしてくれるかと言った部分も、しっかりした注文住宅を建ててもらう為には重要なポイントになります。
注文住宅を依頼する場合のデメリット
建築設計事務所が得意とする分野を、しっかり確認する様にして下さい。木造家屋を得意とする所もあれば、打ちっぱなしのコンクリートを使ったデザインで定評がある所等、事務所によって相当に違いがあります。作ってほしい家と全く違うコンセプトの事務所へ依頼してしまうと良い結果には繋がりません。
他にも、理想の家が欲しい場合には何度も話し合いを重ねて、認識に齟齬が無い様に注意する事も重要です。家を建てる経験等は人生で何度もないので、緊張等で要望を上手く伝えられなかったり、遠慮等が入って言うべき事を飲み込んでしまう様な事があります。そういったことがないように、特に建築家との相性は重視しないといけません。
良い家を建ててくれる事が1番重要ですが、話の合わない建築家であったりすると、認識の齟齬が原因で失敗する事があります。場合によっては、芸術性はとても高いが、そこで長年生活する場合には、とても使い難い等のデメリットを持つ家が出来上がってしまう事も有り得ますので、その辺りには特に要注意です。
他にも、オンリーワンに固執し過ぎる余り、メンテナンス難度が跳ね上がる事が無い様に意識する事も外せないポイントと言えます。10年~20年住んでいれば、経年劣化は起きてきますし、メンテナンスを依頼しなければいけない場面も沢山出て来ます。
そんな時に、余りに特殊な建材や工法で制作していると気軽に直してもらう事が出来なくなってしまいます。住みやすい事が最重要である事には変わりありませんが、手入れが簡単に出来るかどうか等も、しっかり考える事をお勧めします。
デザイン性や自由度の高い家が欲しい場合には、注文住宅を依頼するのも1つです。10年~20年先のリフォームやリノベーション、メンテナンスとのバランスを意識しつつ、目的に合った家を建ててくれそうな建築設計事務所の候補を、複数見繕って取捨選択をします。オープンハウス等の機会を利用し、話しやすくて腕が良い建築家が在籍する事務所を探す事が重要になります。
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引用元:https://www.denplus.co.jp/
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